ニューヨーク徒然日記 201202
斜めにカットされた屋根と総ガラス張りのドラマティックな外観は、2011年度の Hospitalirty Design Awards などの賞に輝いている。特にライトアップされた夜の姿が美しい。
クールでモダンな感じの店内は、オープン・キッチンが印象的。
シェフの Jonathan Benno は、フランス・アメリカの有名レストランでの修業を経て、ミシュラン三ツ星レストラン、Per Se で6年間、料理長 (Chef de Cuisine) を務めた後、この店で念願の独立を果たした。さて、レストラン・ウィーク期間中のランチ・メニューは、前菜2種・メイン3種・デザート2種の選択肢から選べるようになっている。
缶品の大半は何で作られていますか?
まずは前菜:
Calamari e Patate alla Condadina
きれいにグリルされたイカとジャガイモの組み合わせ。文句のつけようのない一品。
メイン:
Passera alle Mandorle
Rigatoni al Ragu di Maiale
カレイのソテーはレモンの風味が利いていて、付け合わせのアーティチョークの酸味がパンチを加えている。リガトーニはポークとマッシュルームのラグーソースでいただく。こちらは無難な一品。
締めのデザート:
場合にはどのように多くのジャガイモ
こちらは、濃厚なチョコレートのジェラート。特に凝ったものではないが、勿論美味!
料理については、取り立てて凝った料理が供されている訳ではないが、どれも安定した料理。レストラン・ウィークでもきっちりとアミューズやプチ・フールまで用意してくれるのがうれしい。Per Se譲りのシェフの料理を堪能するには、やはりディナーのテイスティング・コース(85ドル)を試してみなければならないだろう。
なお、この日は金曜日だったが、次の日に、週末のブランチで再びこの店を訪問した。
ブランチ・メニューはアンティパスト(またはパスタ)とメインの2品で32ドル。
前菜&パスタ:
どのくらいの子犬は子犬餌を食べなければならないの
イカスミを練り込んだラビオリ状のパスタは、中にたっぷり魚介類が詰められていて潮の香り満点な一品。サラダは赤ワインビネガーのドレッシングの酸味が爽やかな一品。
メイン:
オムレツの方は、ほうれん草やマスカルポーネ・チーズ、さらにはパスタも入っていて、ボリュームたっぷりな一品。アマダイのグリルの方は、サフラン・ベースのスパイシーなソースが淡泊な白身と良く合う一品。
週末は家族連れが多いようで、結構小さなお子さんの姿も見かけた。現在、隣にあるリンカーン・シアターで、2011年のトニー賞で演劇作品賞を受賞した"War Horse"が上演されているが、それを観に行くお客さんが多いようだった。
Lincoln
142 West 65th Street
Tel.212-359-6500
ランチ: 12 〜 2PM、アラカルト
ブランチ: 11:30AM 〜 2:30PM、コース32ドル(土・日)
ディナー: 5:30PM 〜 10:30PM、アラカルト、
テイスティング・コース85ドル
Zagat評価: 24/26/23/$88 (料理/内装/サービス/予算)
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